目立つのぼり

店先に立てるのぼりは幅60cm長さ180cmがよく使われる大きさで、室内に設置なら45cm×180cmが多く、大きくアピールしたい場合には1.5m×4mが使われ、他にも様々な大きさがありますが旗竿が2弾伸縮3mのことが普通なので、大きめの男性と同じくらいの高さが使いやすく思われます。
のぼりの絵柄を作成するにあたって派手にしたいからと考えてごちゃごちゃと沢山のカラーを使用するのは誤りです。特に同系色を使用するともともとののぼりの模様がかすんでわからなくなります。極力シンプルな色目で見る人の注意を引くことがのぼりの図柄作りの基本です。

誂えののぼりはもちろん特別な個性がありますが、最近ではネットで既成ののぼりがたくさん販売されています。大量生産と称されていますがショップによれば数万種類ののぼりを出しているサイトもあります。これほど様々なのぼりがあれば、まず誂えと言ってもいいかもしれません。
普段なじみがないけれどたまには入ってみたかったスーパーに、「本日○%オフ」のぼりがはためいていたら、その日はこの店に入ろうかと思う契機に使え、「お肉の日」「加工品の日」など目指す品目ののぼりが立っていたらその店に即入店したくなり、お昼時に「手作りお弁当」というのぼりを目にすれば、昼食が決まります。
華やかに本場所や巡業場所で盛り上げる相撲のぼりは、明治の終わりに国技館が開館すると同時に一時的に使われなくなりましたが、昭和27年再度姿を現し、今場所も相撲への期待を高めており、上位力士や注目の力士はもとより、立ち行司、立ち呼出、力士の髪床、部屋の名前などののぼりも出ており、支える人への配慮は温かい心持ちを感じさせます。

のぼりの良いところは狭い場所をうまく利用出来る事です。人間の身長よりやや長めののぼりですら、スタンドの大きさは40センチ位ですから、それ位の所さえあればどこでも立てることが出来ます。もちろん、場所に余裕があれば何本も立てることが出来るため、強い宣伝効果が得られます。
一般的な戦国時代の武将ののぼり旗は長さ約3m60cm、幅80cmほどのもので、旗竿には漆が施された樫材や長い竹が用いられ、L字を逆にして乳布で結びつけ、風がなくても見やすく、風に吹かれても影響を受けにくい考慮がなされたもので、生地は織地を使ったとされ、その他四半と呼ばれる3対2の比率ののぼりも用いられました。
展示会の際に使われる道具にのぼりがあります。中でも来る人が大勢いる展示場では目立つことになるので、できるだけ大きくて目に付くものを使用することで、数多くのお客さんの目に止まり良い効果をもたらしてくれるでしょう。